第2回関西シングルFESTA使用構築 クレセクチート
第2回関西シングルFESTAに参加してきました。
結果は鋼ブロックで4-4となり予選敗退でした。
今回のオフ会でシーズン2からずっと使ってきた構築の集大成としたかったのですが、
良い結果が残せなくて残念でした。
ポケモン | 持ち物 | 技1 | 技2 | 技3 | 技4 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
ゲンガー | 黒いヘドロ | シャドーボール | 鬼火 | 金縛り | 身代わり | 浮遊 |
クレセリア | オボンの実 | サイコキネシス | 冷凍ビーム | トリックルーム | 三日月の舞 | 浮遊 |
ガブリアス | 拘り鉢巻 | 逆鱗 | 地震 | ダブルチョップ | 寝言 | 鮫肌 |
ライコウ | 光の粘土 | 10万ボルト | 吠える | リフレクター | 光の壁 | プレッシャー |
ギャラドス | ギャラドスナイト | アクアテール | 地震 | 挑発 | 龍の舞 | 威嚇→型破り |
クチート | クチートナイト | じゃれつく | アイアンヘッド | 不意打ち | はたき落とす | 威嚇→力持ち |
最初にメガシンカすることで圧倒的な火力を得るクチートで殴り勝つことをコンセプトとして組み始めた。
クチートはSが低いのでトリル下で殴れると強いと思いタイプ相性も良く、高耐久でトリル+三日月の舞でサポートできるクレセリアが入ってきた。
次に、ウルガモスやヒードラン等の炎、キノガッサやフシギバナ等の催眠持ちがキツイので後出しから後続に負担をかけていける鉢巻ガブリアス、
ボルトや高耐久水に強く壁貼りからアタッカーをサポートできるライコウ、
ここまででクレセリアが選出できなかった際の地震の一貫性があるので後出しからペースをつかめるヘドロゲンガー、
最後に全抜きが期待できる積みアタッカーとしてギャラドスを採用した。
拘ったガブリアス、攻撃技1つのライコウ、上から弱点を突かれると厳しいクチートと、サイクルを回されると非常に動きづらい構築となってしまった。
またエルフーン+αの構築に非常に弱く、オフではグループ内に2人いて非常に辛かった。
以下個別解説
- ゲンガー@黒いヘドロ
155(156)-*-93(100)-150-95-178(252)-臆病
シャドーボール/鬼火/金縛り/身代わり
基本的に地震、ノーマル技、格闘技に後出して身代わっていく。
有利な相手に出せると引いてくれるので後続に鬼火やシャドボで負担をかけて行きたい。
こだわり持ちをみがしばで流せるのは強かった。
クチート・ライコウを初手に良く置くがゆえに、非常にガブリアスを誘いやすいパーティだったため、
後続に置いての後投げが安定した。
ギルガルドも対面からであれば、身代わりを絡めて五分で渡り合えると思っている。
非常にだるい択ゲーになるのは仕方がない。
メガゲンガーが多い環境であるが、柔軟が動きができるヘドロゲンガーも強いと感じた。
選出回数 5/8
- クレセリア@オボンの実
223(220)-*-177(164)-95-166(124)-105-図太い
サイコキネシス/冷凍ビーム/トリックルーム/三日月の舞
主にというか、ほぼクチートのためだけに採用されたクレセリア。
三日月の舞をするクレセリアはゴツメが多いが、今回はオボンを採用した。
Dにここまで振ることでメガゲンガーのシャドボを2耐えできるため対面からでも打ち勝てたり、メガヘラクロスのミサイルばりを耐えてトリルを貼ったりできる。
技構成は冷凍ビームとムーンフォースで迷ったが、ムーンフォースを打つ相手がメガギャラドスくらいで冷凍ビームのほうが欲しい場面が多かったので冷凍ビームを採用した。
今オフでは、トリル展開が有用そうな相手がいなかったため選出0となった。
選出回数 0/8
- ガブリアス@拘り鉢巻
183-182(252)-116(4)-*-105-169(252)-陽気
逆鱗/地震/ダブルチョップ/寝言
現環境ガブリアスといえば襷ステロで後続の抜きサポートまたは、削れた相手を抜きにいくスカーフの2つが多いと思う。
それを逆手に取っての鉢巻ガブリアスを使ってみた。
初手にガブリアスを出されやすいのだが、ガブリアス対面は大抵相手は地震か岩石封じをしてくれるのでダブルチョップで打ち勝てる。同速に勝てればほぼ無償で突破できることに。
今オフでは当たらなかったが、初手の襷ガッサに強いのも評価できる。
本来ならは僕は鉢巻ガブリアスなら意地っ張りが好きなのだが、100族が激戦区となっているXY環境では最速は切れないため陽気となっている。
技構成については、僕は鉢巻ガブリアスはこの4つ以外ありえないと思っていたが、今オフでエルフーンに分からされたのでエルフーンがいても採用できるよう、
またニンフィアを1キル出来る可能性を上げる毒づきまたはアイアンヘッドの採用が望ましいと思った。切るとしたら寝言になるか。
選出回数 4/8
- ライコウ@光の粘土
175(78)-*-95-158(180)-120-183(252)-臆病
10万ボルト/吠える/リフレクター/光の壁
最近はめっきり減った壁貼りライコウ。
5世代後期から愛用している吠える搭載型を今回も使った。
ガブリアス、マンムー等への有効打が全くないがこのパーティでは、
ライコウが竜舞バンギ・ウルガモスなどの起点になるとかなりキツイので、吠えるはあってよかったように思う。
また、滅びメガゲンガーへの若干の対抗策となるのも評価できる。
Sに関しては、ライコウミラー・スターミーなどに強くなれる最速で安定だと思われる。
とりあえず選出すると高いSから壁貼りという仕事は確実にこなしてくれるが、
粘土を持っているとはいえ8ターンはすぐに過ぎてしまうので、その後の展開をいかに早くするかが重要だと感じた。
選出回数 8/8
- ギャラドス@ギャラドスナイト
191(164)-165(156)-100(4)-*-121(4)-135(172)-陽気
191-195-130-151-135
アクアテール/地震/挑発/竜の舞
壁から低下力を起点に舞っていきたいギャラドス。
挑発を持つことでクレセリアを起点にできる点が偉い。
主にライコウの壁からつないでいく。
メガシンカすることで向上する耐久と威嚇で積む機会は多い。
技構成に関しては色々あると思うが、地震は確定として等倍相手に最も削りの早いアクアテールを採用した。
ステロガブからのメガハッサム展開の相手に対抗するためのコマでもある。
前述のとおり鉢巻ガブのダブチョでガブリアスを倒してしまうとハッサムの起点になるが、
バレパン+悪技のハッサムはギャラドスの後出しから十分対応できる。
努力値振りは壁から展開する以上ある程度の耐久は欲しかったためHを16n-1、1舞でメガゲンガー抜きまでSを振り残りAとした。
クレセドランを完全に見ようと思ったらSをドラン抜きまで振りたいが、火力も削りたくはなかったためこうなった。
選出回数 4/8
- クチート@クチートナイト
157(252)-150(252)-100-*-75-71(4)-意地っ張り
1517-178-145-*-115-71
じゃれつく/はたき落とす/不意打ち/剣の舞
構築のメインのポケモンでありエース。
初手に出して削り役をさせ、消耗したら三日月で復活させたり、壁から積んで全抜きを狙ったりといった運用をする。
技構成はあまりみないものだと思われるはたき落とすと不意打ちの両立としている。
僕はクチートを使い始めてからずっとはたき落とすを採用しているがその便利さには驚かされてきた。
大体のクチートはヒードランへの有効打が無いため後出しが安定するが、
こちらも有利対面作ってからのヒードラン読みはたき落とすが安定してくる。
例としてはクレセリアに投げて交代際にはたき落とすを当てる。クレセ側は積みの起点になりたくないので居座りづらいはず。
一般的なH191程度のヒードランははたき落とす+不意打ちで確定が取れるので非常に強い。
最近は鬼火持ちなんかが出てきているのでそこまでうまくは行かないが、この火力からのはたき落とすの性能には目を見張るものがあるので是非使ってみてもらいたい。
選出回数 3/8
■総括
XYに入って最初のシングルオフであり、関西シングルFESTAは前回に参加した際に予選を抜けられなかったので、
今回こそは結果を残したいと意気込んで臨んだが結局前回と同じ4-4で終わってしまって残念だった。
予選で当たった構築があまり対戦経験のないようなものが多かったと感じたので経験不足感が否めないのも反省点である。
次の構築は自分の手に馴染むようになるまで対戦を重ねてどんな相手にも対応できるようなものを作りたいと思う。
最後に関西シングルFESTAの運営の皆さん、参加者の皆さんお疲れ様でした!
オフ会に参加するたびに新しい人と話ができて楽しませてもらってます。
欲を言えばもっと自分から話しかけられるようになりたいですね…
それではここまでよんでいただきありがとうございました。