第11回キツネの社mf使用構築 ラティアスクチート

第11回キツネの社mfに参加してきました。
結果は予選5-4で69位落ち。午前3-0で行けるかと思いましたが午後伸び悩みました。
Oppが高かったため、あと1勝でもしていればワンチャンスあったとと思うと悔しい結果です。
今後使うことはなさそうなので、今回使用した構築を書き残そうと思います。
一応シングルレートでも使用して1800程度→最高2045までいきました。
結果が伴っていないので簡潔にまとめます。

ポケモン 持ち物 技1 技2 技3 技4 備考
バンギラス バンギラスナイト ストーンエッジ 地震 冷凍パンチ 龍の舞 砂起こし
ラティアス ゴツゴツメット 流星群 波乗り 電磁波 癒しの願い 浮遊
ゴウカザル 気合の襷 インファイト 岩石封じ 鬼火 ステルスロック 猛火
霊獣ボルトロス 命の珠 10万ボルト 気合球 めざパ(飛) 悪巧み 蓄電
モロバレル 黒いヘドロ ヘドロ爆弾 ギガドレイン イカサマ キノコの胞子 再生力
クチート クチートナイト じゃれつく はたき落とす 不意打ち 炎の牙 威嚇→力持ち

概要

ラティアスクチートから組み始めた。
ステロ撒きが欲しかったので上の2体でわりとキツイガルーラに見た目だけは強いゴウカザルを採用。
ステロ展開がら積みリレーが強そうなバンギラスと霊獣ボルト、
最後にマリルリ・キノガッサあたりがキツかったのでクッションとなるモロバレルを入れた。

以下個別解説(採用順)
クチート@クチートナイト
141(124)-172(252)-145-*-115-87(132)
じゃれつく/はたき落とす/不意打ち/炎の牙
・S4振りハッサム抜き

構築の軸でありエース。
今回はクレセリアとではなくラティアスと組ませるため、Sにかなり振った個体にした。
ここまでSを振ることでギルガルド・ニンフィア等の60族のちょっと振った連中をまとめて抜くことができ、
甘えたハッサムの上から炎の牙を叩き込むことができる。
感覚で使っていたので余り参考にはならないと思うが耐久の低下に関してはあまり気にならなかった。
それよりも速いSによる恩恵がかなり大きかったように思える。
主に初手で出し、暴れてからラティアスの癒しの願いで復活し第2ラウンドといった使い方になる。
ラティアスとの相性補完が非常に優れており、ガブリアスに自然と択ゲーを仕掛けられるのは優秀だと思った。
技構成は、最も多くのポケモンを相手できそうなこの4つ。
自然と誘うヒードラン・ヒートロトム・ファイアローの後出しへのはたき落とすが強い。
ここまでSに振っているのは予想外な方が多かったみたいでオフでの対戦相手の反応が楽しかった。



ラティアス@ゴツゴツメット
175(156)-*-123(100)-130-150-178(252)
流星群/波乗り/電磁波/癒しの願い
・A189珠バシャーモの飛び膝蹴り確3
・C155ゲッコウガの冷凍ビームが78.8%〜93.7%
・D4ガブリアスを流星群で99.4%〜118%

クチートと組ませるサポートメインのラティアス。
努力値振りはラティアスではテンプレのものだろう。
クチートを選出するときは100%共に選出した。
ゴツメはガルーラ・ファイアロー・マリルリへの削り、カイリュー・ガブのマルスケ・襷潰しに非常に役に立った。
ラティアスクチートの並びでどうしてもヒードランがキツくなるので波乗りは必須だと感じた。
バシャーモ・カバドリへの打点としても優秀である。
初期は流星群を切って、光の壁やら神秘の守りやら試していたが、明らかに動きにくかったので流星群が入ってきた。
やはりSが早いぶんドラゴンへの打点があるのと無いのとでは動きやすさが違った。


ゴウカザル@気合の襷
151-156(252)-92(4)-*-91-176(252)
インファイト/岩石封じ/鬼火/ステルスロック

【シングル】襷ゴウカザル
↑こちらからアイデアを頂きました。
なんか広範囲アタッカーの見せかけての石を投げるサル。
この並びを見てなにを想像するか相手にしたことがないので分からないが、わりと警戒されなかったようには思う。
ステロと後続の積みサポートとなる鬼火は確定、ファイアロー・リザードンへの打点が欲しかったので岩石封じ、
ラスト枠に見た目だけじゃなく中身も多少はガルーラに強くしたかったのでインファイトを採用した。
実際の所、ステロと鬼火巻いたらほぼ死んでる。
火力が泣けるほどなくてライコウの身代わりを岩石封じで壊せないので起点にされかねない。
なぜステロ撒きとして優秀なガブリアス・霊獣ランドロスではないかというと、身代わり投げガルーラにアドを取られたくなかったたから。
あと、若干マイナー思考で人が使わないポケモン使いたかったというのも。


バンギラス@バンギラスナイト
175-216(252)-171-*-140-134(252)
ストーンエッジ/地震/冷凍パンチ/竜の舞
・ステロ+1↑エッジでH204B102マリルリ確定
・ステロ+1↑エッジでH181B120メガガルーラ中乱数1
・ステロ*1↑地震でH167B170ギルガルド中乱数1

ステロからの抜きエースといえばこいつ。
舞えた時の性能は抜きん出ているものがあると思う。
今回はクレセリアやポリゴン2は他に任せている形なので広範囲に弱点をつける3ウェポンとした。
パーティ内でライコウに優位を取れるポケモンがこいつしかいないので、時にはクチートとのダブルメガ選出を強いられる。
オフでは実際にして、見事ハマり勝利をした対戦もあった。
エッジを当てれば本当に強いポケモンだと確信している。
オフでは1回も外さなかったので偉かった。


霊獣ボルトロス@命の珠
155(8)-*-90-196(248)-100-168(252)
10万ボルト/気合球/めざパ(飛)/悪巧み

特殊決定力の代表的存在といえるだろう珠霊獣ボルト。
メガガルーラを上から叩ける素早さと"当てれば"多くの格闘弱点を葬り去る気合球が非常に強い。
主に、サルからのバンギボルトで積みリレーという運用。
または、アスクチートと選出して無効読みで出してアドを取っていくという使い方だった。
ガルーラ・フシギバナ・ギャラドスあたりのわりとよくいるメガポケモンに多少強いというのも偉い。


モロバレル@黒いヘドロ
221(252)-*-122(252)-105-112-50
ヘドロ爆弾/ギガドレイン/イカサマ/キノコの胞子
・A1126↑マリルリのじゃれつく確定耐え
・C155珠ゲッコウガの冷凍ビーム確定絶え

ザ・クッションとして最後に入ってきたキノコ。
その割には使いやすくて選出もわりと多くなった印象。
ギャラドスやハッサム、バンギラスあたりには一度舞われても耐えられるので、
胞子からクチートを出して最速起きされなければ勝てるという立ち回りが可能に。
最速起きされないこと前提な時点でダメだと言われそうだが、モロバレルだしま、多少はね?
その他、ニンフィアへの後出しも安定していたと思う。
色々耐えて後攻胞子でアドとれるので、上から殴れるポケモンと組ませるのが強そうだと使っていて感じた。


  • 選出回数

バンギラス ☆☆★☆★☆★☆☆ 3/9
ラティアス ★★★★☆★☆★★ 7/9
ゴウカザル ☆☆☆☆★☆★☆☆ 2/9
霊獣ボルト ☆☆☆★★☆★☆☆ 3/9
モロバレル ★★☆☆☆★☆★★ 5/9
クチート  ★★★★☆★☆★★ 7/9


総括

基本選出は、表がラティアスクチートモロバレルor霊獣ボルト、裏がゴウカザルバンギラス霊獣ボルトとなる。
相手に合わせてクチートかバンギが刺さっている方を選出する形になるだろう。
どっちも微妙な場合はエッジを外して泣きたくないのでクチート選出にしたくなる、なおじゃれつく。
オフではラティアスクチートの並びを悟らせたくなかったので、バンギラティアスサルボルトモロバクチートという並びにしていた。
効果があったかは、対戦相手の方のみぞ知るところとなった。
今回のオフ会では絶望的に無理という構築には当たらず、自身の立ち回りによっては勝ち星を幾つか拾えたように思う。
焦ってありえない選択をしてしまったりして非常にもったいなかった。
この構築はビジュアル的に非常に気に入っており、使っていて楽しかったのでなんとか予選抜けしたかっただけに残念である。
ラティアスクチートには可能性を感じるので形を変えてにはなるが、また新たな構築を考えたいと思う。

最後に、主催のキツネさんをはじめ、スタッフ、参加者の皆さんお疲れ様でした!


質問等あればコメントにてお願いします。